屋外広告物の不燃問題

何か問題が起きてから急に対処を始める我が国日本。

大阪道頓堀で昨年大規模な火災が起き、消防隊員の尊い命が失われました。

火災現場は築の古い雑居ビルだったようで、だいたいこのようなビルは内部構造が複雑に増改築され、消防設備もいい加減になっていることが少なからず。今回、屋外側から上層階へと延焼を早めた原因が看板だという話になり、市は慌てて調査、道頓堀川沿いエリアの過半数の看板が何らかの条例に不適合だったという結果。

今更?看板を不燃材料で覆うという法律は昭和のころからあって、看板屋なら誰でも知っていることです。しかし巨大な看板を全て不燃材料で覆うことは結構難しく、昔からこの問題はありました。事故にはならなかっただけで。

昔はよく役所に提出する図面に看板表示面は「網入りガラス」なんて書いていたと聞きますが、ガラスのほうがよっぽど危険ですわ。でも法律があるので双方暗黙の了解みたいな。現在は不燃FFシートなるものがあるので、頑張ればなんとかなる時代ではありますが、値段が高いとかシームが難しいとかで誤魔化し続けた末に今回の結果を生んだのでしょうか。ほんとのところは私にはわかりません。

本件に限らず、工作物申請だの、ケミカルアンカーだの、納得いかない決まりもありますが、法は法なので守るべきでしょう。

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