世界中から日本に観光にやってくる時代のなか、東京駅はやはり多くの人が行きかう場所です。30年前に東京駅の近くの企業に勤めていた頃とは街並みが様変わりしました。再開発でガラス張りの大きなビルへとどんどん建て替わり、飲食店はかつてのサラリーマン中心から観光客へと変わりました。
そんななか、東京駅八重洲北口には二つのネオン広告塔がまだ生き残ってます。デザインも美しく、点滅により見ていて飽きません。最近のビジョン広告はテレビ画面を大きくしたように映像コンテンツが絶え間なく流れますが、昔のネオン広告のほうが街の景観にしっかりと当てはまった形で目的を果たしていたと、今になってそう感じます。
このネオン広告たちもあとどのくらい点灯し続けてくれるのでしょうか。やがて消えてなくなってしまうことを思うと、何だか無性に淋しくなります。