杉玉は新酒のサイン

酒蔵や酒屋の軒先に吊るされる杉玉は新酒ができあがったサインで、酒林とも呼ばれています。

新酒の時期はおよそ12月から3月ごろなので、その頃の杉玉は青々としていますが、日本酒の熟成度を表すかのようにだんだんと茶色に変わっていきます。

杉玉のもともとの発祥は奈良の大神神社(おおみわじんじゃ)だそうで、美味しいお酒ができるようにと願って神社に飾られていた杉玉が、江戸時代初期に全国の酒造に広まったというわけです。またなぜ杉なのかというと、日本酒の仕込みには杉材の道具が欠かせず、杉は日本酒と縁が深いと言えます。

日本酒好きは是非とも押さえておきたいポイントです。

出張ついでに観光した今井町にある河合酒造さんは杉玉3個吊り下がってました。
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