先日は東京駅八重洲北口のネオン広告塔を紹介しましたが、同じスポンサーである久光製薬さんの渋谷の広告塔に注目です。
渋谷のスクランブル交差点を含む街並みは日本の都市景観を代表するほどのインパクトを世界中に与えていると言っても過言ではないでしょう。その多くの企業広告はネオンからビジョンに変わり、数も増し、近代都市のイメージを更に色濃くしています。
そんななか、久光製薬さんの広告もまたいつの間にかネオンからビジョンへ変わっていました。そこで注目すべき点はネオン点滅をそのまま維持した広告デザインであるという点です。
交差点を行き交う人々には昔から自然と目に焼き付いているあの青と緑のシンプルな広告。ビジョンだと当然コンテンツは無限ですが、そこをあえてネオン風点滅を再現している点が非常に面白いと感じました。新しいコンテンツ映像にも良さはありますが、街の景観としての変わらない広告も十分にありだと思います。
