趣味で秩父方面の登山にたまに出かけるのですが、秩父鉄道というものは味があってよろしい。
駅舎も古い木造の無人駅が多く、都会から来ると物珍しく見え、駅に付随する時刻表、券売機、ベンチ、看板などいつの時代から変えてないんだろうと思うような物ばかり。駅員の姿は見えずとも、かつて常駐で人が働いていた面影がところどころに転がっているようです。こういった風景がいつか建替えで消えてなくなる時が来てほしくないなとしみじみ感じました。
ふと見ると、これまたいつの時代から掲示されている看板なのか、手書きの広告が味を出していました。会社は勿論存在し、創業45年の立派な健康食品を製造する企業でした。