ネオンもどき

お店のショーウインドーを彩るネオンサイン。
と思いきや、ネオンに見立てたチューブ状のLED照明でした。
いやはやサインに携わっている者からしても、一見するとネオンと見間違うほどの再現具合。

チューブの一方から電気を送っているようで、これだけの長さの文字を繋ぎ目なく光らせています。
180度のキツイ折り返しも問題なく、なにより低電圧のため危険性は少ないというのが採用された理由かと思います。さすがLED技術の進歩。

道行く人の大半は、この写真のサインがネオンなのかLEDなのかなんて、どちらでもいい話かもしれませんが、サイン屋としては多少のこだわりをもっているものです。
光る文字を表現したいのであれば、手法は何でも構わないと思います。

しかし、もしネオンをLEDで表現したとなれば、これはフェイクです。
ネオンはいまはLEDの影に追いやられていますが、もしかしたら偽物がはびこれば、本物の輝きが再注目される時代が来るかもしれません。

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