- DATE : 2008.05.27
- CATEGORY : 看板ウォッチング
悲しいネオンサイン
銀座のビル屋上にあるグリコのネオン広告塔です。
右隣にGINZA GLASSEという高層ビルが新しく建ったために、グリコネオンの右側面が完全に隠れてしまいました。
隠れて見えなくなった面には「glico」と「熟カレー」という表示が今もあります。
この通りは銀座では代表的な屋上ネオン塔が並ぶポイントでしたが、寂しいかぎりです。
建築技術の進歩や条例の緩和でビルが高層化する昨今、屋上広告の居場所は減少の一途。
広告のあり方も企業名を強調するよりも企業イメージを強調する傾向も時代の流れです。
「華やかで活気ある街」が時代と共に「清楚で品のある街」へ少しずつ変化していることを実感させられるワンショットでした。