- DATE : 2008.09.17
- CATEGORY : 看板ウォッチング
東京スター銀行のサイン
銀行という場所に対する筆者のイメージは「店舗」というよりはむしろ「施設」であります。
まあ、お金が沢山あって運用の相談に行くとかしない限りは、日常的な預金の出し入れやローンを組んだりしに行くところ、という感覚です。
従って、「長居は無用、即用事を済ます事務所窓口」という造りの建物を想像してしまうし、実際にいままでの建物はそのような感じであったと思います。
ところが最近やけにデザインに凝った、くつろぎの空間的な店構えの銀行が目立ってきました。
考えてみたら、銀行にしてみれば利用者は皆大切なお客様。
1ランクでも高いサービスと差別化を目指すのは当然。
その表れが質の高い店舗デザインなのでしょう。
東京スター銀行は最近というわけではないのですが、メガバンクに比べて凝った店構えとなっているので今回取り上げてみました。
袖看板にはサイコロ形が食い込んでいます。(結構凝った造り)
通常は看板正面を明るくするのですが、あえて天井面に明るいサインを持ってきてます。
ATMブースの形状も個性的です。サインもシンプルです。
ガラス越しに店内を見ますとスッキリしてます。
広告は柱をうまく利用し、店内がよく見えるような設計。
相談コーナーも十分なスペース。高級感を排除、シンプルで機能的な演出。