- DATE : 2008.12.04
- CATEGORY : 看板ウォッチング
人に尻を向ける看板
ドイツのハイデルベルクという街を訪れたときに、動物が丸出しの尻をこちらに向けている失礼な看板に出会いました。
反対側に回って見ますと、猿が丸いものを持っている姿がありました。何のお店かは確認しませんでしたが、このように表裏がある看板は珍しいと思いませんか?
ネッカー川に架かるカール・テオドール橋のたもとには、この看板と同じ猿の銅像が置かれてあり、観光客の記念撮影スポットとなっていました。猿の持っている丸いものは鏡で、「人を笑う前に、己の醜さを知れ」という戒めを現しているのだとか。
この猿の像の頭部はヘルメットのように空洞になっていて、観光客らはそこに頭を突っ込んで楽しそうに記念撮影していました。
戒めの甲斐なく、恥を露呈している観光客多し。