- DATE : 2009.09.30
- CATEGORY : 看板ウォッチング
丸ノ内線のデジタルサイネージ
最近の屋外広告といえば、ビル屋上などの広告媒体は次々と姿を消しているような状況です。
景気低迷や媒体価値の低下、周辺環境の変化などの悪条件が絡み合っています。
つまり従来の広告の在り方が時流に合わなくなってしまったということでしょうか。
その代わり、時流に乗って台頭してきたものが"デジタルサイネージ"であります。
このシステムは、可変性のある広告を広範囲に瞬時に表示できる特徴があることから、人の注目を多く集めるポイントに効率よく広告を出せるメリットがあります。
また、デジタル技術という点では、まだまだ進化の余地を含んでいます。
写真は、最近丸ノ内線の東京駅ホームに設置された媒体です。
従来の内照式ポスターの隣に同じ台数分が設置されています。
天井には専用のスピーカーもあり、広告の前に立ったときのみ音声が聞こえてきます。
駅の連絡通路では見たことがありましたが、とうとうここまで広がってきたかという実感です。
山手線車内には古くから小型のものが導入されていますから、これで駅内をほぼカバーしてしまったようです。