Blog

カテゴリー
看板ウォッチング
会社のイベント
社長のコラム
旧ブログ アーカイブ
最近の記事
安全衛生推進大会で表彰されました2018.11.16
パラボラアンテナサイン2018.11.14
北豊島工業高校生の職業体験2018.10.27
素焼きタイルのサイン2018.10.04
逆立ちの亀2018.08.29
苦肉の露出配管2018.08.23
デザイン発見の旅2018.07.29
サインではないお仕事2018.07.28
海外のピクトグラム2018.06.19
ネオンでオブジェ製作2018.05.23
アーカイブ

RSS

DATE : 2010.02.05
CATEGORY :

ぬくもりのある動物園のサイン

埼玉県にある、こども動物自然公園doに行ってきました。
去年の夏にも訪れた施設ですが、真夏の炎天下で全く目にとまらなかったサインを、今回はじっくり見ることができました。
ここのサインの面白いところは、手造りの案内サインが沢山あるという点です。
サイン全部ではありませんが、コーナーごとに時間をかけて増やしたりリニューアルしている様子でした。

2010.02.05_1.jpg
このような案内サインの場合、一般的な鉄やプラスチックに印刷となると、機械的に案内されている感じを受けますが、どうでしょうか、温かみを感じずにはいられません。

2010.02.05_2.jpg
いろいろな案内や注意事項も、楽しく読むことができます。
動物園のスタッフの知恵が伺えます。

2010.02.05_3.jpg
動物の名前などを紹介するプレートも手製です。
額縁のデザインは個々に違います。
コアラ館周辺ではオーストラリアのアボリジニっぽい模様の額が沢山ありました。

2010.02.05_4.jpg
園内では動物のことが楽しく学べる工夫が随所に見られます。
各動物の柵には必ず学習コーナーみたいなボードがあり、クイズや問答形式で子供たちを楽しませてくれます。
この写真は馬の顔を当てるクイズ。尻尾の板をめくると馬の写真と名前を見ることができます。

2010.02.05_5.jpg
園内のあちこちに古代人の落書きみたいなものが...。
演出に余念がありません。

このような手製のサインは園内の全てのサインに該当はしませんが、今後数を増やしていってもらいたい限りです。

遊園地では乗り物やサインが錆びてしまえば、施設自体もさびれた雰囲気になってしまいます。
しかし木の手製サインは味が出てくるし、古くなれば作り替えが容易な点は利点です。
なによりも、動物公園=自然というテーマにピッタリではありませんか。

ponko