- DATE : 2010.04.07
- CATEGORY : 看板ウォッチング
小さな大発見
銀座のサマンサタバサの袖看板をつぶさに観察してみましょう。
板面に乗せてある文字はLEDの照明タイプかと想像します。
これくらいの小さな発光文字は今の技術では問題なく作れます。
そしてブラケットの根元には通常では不要なはずのボックスがあります。
これはブラケットを壁に固定するためのアンカーボルトとベースプレートを隠す目的と、おそらくLEDのDC電源が収納されているものと想像します。
その根拠はこのボックスには通気口らしき丸い穴が付いているからです。
そこまでは一般的な観察ですが、筆者が大いに驚いたのは、このサインの外装板です。
単に平べったい板ではなく、アルミルーバーのような建材で仕上げられています。
この材料、下から何気なく見上げると、なんと断面にSAMANTHAという文字が読み取れるのです!
これが袖看板のためにわざわざ作られたものとはどうしても思えません。
断面をピンポイントで眺めなければ、この細工には気づきません。
何か別の用途で作られたものを、看板の材料に使用した可能性もあります。
それにしても、こんな点に気づくのは筆者だけでは?と思いたくなるような小さな大発見でした。
分かりやすいように、拡大と反転を加えました。