- DATE : 2010.06.18
- CATEGORY : 看板ウォッチング
愉快なサイン
埼玉県にこんな素敵な場所があったとは、県民である筆者も知りませんでした。
そこは「あけぼの子どもの森公園」という飯能市の施設で、フィンランドの作家トーベ・ヤンソン氏の『ムーミン童話』の世界を取り入れた公園なのです。
園内に遊具などは無く、子供たちが自由な発想で遊ぶことが出来るような工夫がされているそうです。
ここで注目なのは、園内に建っている幾つかの建物です。
単なる子供の遊び施設ではなく、人が住むことができるであろう家。
それはとても楽しく、自然を取り入れた家なのです。
調べてみると、高名な建築家の先生が建てたものでした。
建築については、「とても素敵な」としか形容できませんので、関心のあるかたは是非村山雄一先生のHPをご覧ください。
園内で面白いサインを二つ紹介します。
一つ目は「マムシに気をつけて!」という注意を喚起するサインです。
イラストや言葉ではなく、オブジェのような彫刻で表現しているところがポイントです。
単色なので注意喚起には非常に分かりづらい面もありますが、「面白いモノがあるぞ」っと言いながら注目してしまいます。
このほかに「スズメバチに気を付けて!」のサインもありました。
もう一つは建物の屋根に登れそうな場所に設けられた柵。
これが柵だとは気付かず、「面白いオブジェだな」と見てたら、よく見てみると鬼、お化け、悪魔のような...。
そして「キケン」という文字が彫り込まれています。
これは明らかに注意喚起のサインと鉄柵ではありますが、それとは感じさせないデザインが面白いところです。