- DATE : 2010.12.02
- CATEGORY : 看板ウォッチング
味の素パワー
有楽町駅前の交通会館内に先ごろオープンした「dashi cafe」,オーナーは「味の素KK」。
「dashi cafe] は 「だし(調味料)のカフェ」の意。
店の特徴は「味の素」から連想されるうま味をイメージする、味噌汁、お吸い物、塩おむすびを無料で提供し、主に女性を対象にするという。いわば企業のアンテナショップのようなもの。
掲出されたサインは店内よりガラス窓越しに外へ見せたLED内照式チャンネル文字でまあ品がいいかなあ程度のサインです。
今回、ここに紹介するのは今や日本の誇るグローバル企業の「味の素KK」です。
学生の就職したい企業のナンバー1はトヨタや三菱、ソニーではなく「味の素KK」がダントツだという。
企業規模は、国内はもとより、諸外国の130ヶ国にマーケットを有し、全グループの総売上は1兆2千億円。
世界シェアは30%、従業員2万7千人をかかえるとのこと。
主な商品は、味の素・ほんだし・アジシオ・クノールスープ・マヨネーズ・アミノバイタル・カルピスなどであるが入院患者にかかせない「点滴薬」などの医薬品も扱っているということです。
主力の工場、研究所は神奈川県川崎市に位置し、敷地10万坪(東京ドーム8個分に相当)でその地域の町名は創業者の名前を取り、鈴木町となっているとのこと。
景気低迷の谷底から脱却しきれない中小企業からみるとうらやましい限りであります。