- DATE : 2010.12.13
- CATEGORY : 看板ウォッチング
アイスキャンディー型
等々力駅前に出来たスーパーマーケットの複合サインです。
こういう形状のサインを当社では通称「アイスキャンディー型」と呼んでいます。
他にも「串刺し型」なんて呼んでいる人もいます。
このサインは脚部がポールになっているタイプでは珍しく、本体表示面はガラスを用いています。
本体底面のステンレス板の上に照明器具が乗せてあり、上に向かってサインを照らすようになってました。
ところで、ある一定の規模や条件を超える看板は、建築基準法等の定めで本体を「不燃材」で覆わなければなりません。
等々力のサインも一般的には近年不燃認定の取れた幕状の素材(FFシートなど)を使うところです。
もちろんガラスでもOKなんですが、高いところにガラスを使うのはチョット怖くて昔は出来ませんでした。
アクリルや塩ビ板は不燃材ではないので、申請をパスするために「網入りガラス」と図面に嘘の仕様を書いていたと聞いたことがあります。大昔の話ですが。
今は正しい施工方法や専用の金物の使用、万が一の破損に備えて飛散防止フィルムを貼ったりすれば、高所でもガラスは使えるようになりました。