- DATE : 2011.03.31
- CATEGORY : 看板ウォッチング
ある方向を向いているサイン
茅場町にある共同ビルという建物には、入口部分の吹き抜けに立派な太い柱が立っています。
その柱の中間にビル名称サインが組み込まれてるのですが、ちょっと気になったので観察してみました。
まずは形状ですが、丸柱の形に合わせてサインも円柱形にするというデザインもアリですが、ここは思い切って立方体のステンレスという異質の組み合わせで表現されています。
文字と立方体のエッジは光るようになっていてキレがあります。
そして謎なのは、この立方体サインが建物の面と並行に取付けられていない点です。
よく見ると若干ずれています。
下の写真で丸柱の太い目地が建物の面と合っているので、サインは少し右に向いていることが分かります。
その傾きの方位は西、東京駅とその先に皇居があります。
その方角にピタリと合っているかはわかりません。
しかしこの傾きには何か意味が込められていることは間違いないと思います。