- DATE : 2012.01.13
- CATEGORY : 看板ウォッチング
代官山Tサイト
代官山にいつの間にか出来ていたT-SITEを訪れてみました。
そもそもあまり前宣伝をしていなかったようで、「静かな大人の為の空間」という噂だけを頼りにいざ現地へ。
建物外装はTの文字を象徴したまさにTSUTAYAの館!
正面から見てもTの字ですが、外装材もオリジナル。
コンクリートっぽかったようですが、プレキャストかなんかでしょうか?
短時間では巡れない施設ですが、簡単に言いますと美術や旅行や音楽など趣味的な本を中心に揃えてあり、もちろん音楽CDやDVDもあります。
店員さんは知識豊富で販売員というよりはコンシェルジュ的な役目の人を配備。
ゆっくり本を読んだり音楽を聴いたりできる場所。
「買う場所」というよりは「遊ぶ場所」といった雰囲気であります。
看板屋目線での感想ですが、サインは非常に洗練されていて最小限に抑えられています。
蔦屋書店というLEDサインはダイカン製。(実際には分かりませんが、この手の代名詞として使用します)
その他案内サインはメッシュボードに印刷で統一されています。
写真に写っているのも細かい穴のあいた鋼板です。
そして内部は撮影NGにつき残念ながら写真で紹介できませんが、コーナーごとのジャンルサインもメッシュです。
わりと大きめのサインが棚から通路に突き出ているんですが、メッシュなので邪魔にならない。しかもきちんと文字が読めるんです。
穴の開口率とか沢山検証した結果でしょう。
繊維系のメッシュに印刷されたサインはよく見かけますが、鋼板は珍しい。
大判で薄板なのでプレス成型して補強をとっているんですが、補強がデザインと一体となっていて、機能、デザイン、強度を三つとも満たしたサインとなっています。
もうちょっと時間をとって楽しみたい施設です。