- DATE : 2012.04.27
- CATEGORY : 看板ウォッチング
たばこのサイン
昭和の後期、路上にタバコの吸い殻が落ちているのが当たり前の光景でした。
朝の通勤時間ともなると、最寄駅に向かう道は煙く、吸い殻のポイ捨ても一層多かった記憶があります。
時代は一変し、いまや路上で吸い殻を見つけるのも難しいほどになりました。
かつてビル屋上や壁面を賑わせていたタバコの広告もなくなり、テレビCMもありません。
最近のタバコ屋もイメージ戦略かどうか、おしゃれな店舗にすっかり変わっています。
一度タバコ屋のサインも拾い集めてみようかと思っております。
タバコ産業のことはよくわかりませんが、店のサインを見ていると、今までかけていた広告費を別の形に置き換えている気もしてきます。
具体的に言いますと、この新橋の写真にある喫煙所ということになります。
広い交差点の一角に快適な喫煙スペース。
ちょっとしたカフェにも見えます。
どう考えてもタバコの売上でこの一等地の家賃が賄えるわけではないはずです。
ここは喫煙者にとってのカフェであるとともに、広告塔でもあるようです。