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DATE : 2010.10.15
CATEGORY :

LEDの色ムラ

2010.10.15.jpg
省エネ光源としてもてはやされているLEDですが、幾つかの欠点の一つに「色ムラ」というものがあります。
特に白色は顕著で、生産段階で生じる色ムラに対し、等級付けを行い、振り分けて市場に流通することが多いようです。
しかし完全には分けることが出来なくて、実際には微妙な色違いの素子が混入することがしばしばあります。

例えば、白色のLED素子が4個実装されているユニットが50個連結されているものを買います。
よく見ると、白色の素子に混ざって、オレンジっぽく光る素子が幾つか混入しています。
それを光源にし、乳半色のアクリル板で覆ったサインを作ってみると、オレンジ色がムラとなって強調されてしまいます。

同じメーカーの同じ品番のLEDユニットを購入しても、生産時期やロットが異なれば、微妙に色が変わっている場合もあります。

サインにビジュアルが貼られたり、色つきのシートが貼られれば、さほど色ムラは気になりませんが、白色サインの場合は結構目立つものです。

写真はその典型的な現象です。
写真だとわかりずらいですが、実は3文字とも色が違います。
このサインはもっと字数が多いのですが、文字間で色ムラが目立ちます。
決して意図して色を変えているような設計ではないはずです。

このあたり、ネオンではまずあり得ない問題点です。

社長