先日、サイン関連の視察旅行に参加しオーストラリアへ行ってきました。
訪れた先はブリスベンとシドニー。
いろいろな場所を歩いて見て回りました。
日本と比べると、屋外広告というものが少ないのがすぐにわかりました。
お店やビル名などの表記は当然あるのですが、媒体としての広告スペースは街中の小さなポスターボードや、フリーウェイ沿いの広告塔に限定されています。
そのためか街はスッキリと落ち着いた雰囲気に見えましたが、そのような環境では我々の商売あがったりです。
さて、広告とは全く違う話題ですが、面白いなと思ったピクトグラムを幾つか紹介します。
これは道路脇の標識で、横断歩道と走行車の減速用突起物を示しています。
日本の横断歩道では人の全身ピクトですね。
これはブリスベンの博物館施設のピクトで、エレベーターに男女の姿があります。
しかもボタンを押すしぐさまで再現。
この施設特有のユーモアデザインなのでしょうか?
トイレ表記にはこの松葉づえピクトがよく表示されてました。
一瞬、女性のスカートに見えてしまうのですが。
譲り合いの席の表記は日本でもいろいろなタイプがありますね。
というわけで、全く豪州っぽくない写真ばかりの紹介で終わってしまいました。
社長
JR新宿駅構内の小さなショップですが、ここのデジサイの使い方に注目したいと思います。
今やどこにでもあるモニター式の広告板、世間ではデジタルサイネージと言います。
昔から存在する固定表示式看板と大きく異なる点は可変表示式である点です。
動画や静止画表示が自由自在で遠隔操作もできるため、従来の看板やポスターのような固定表示式とは次元が違います。
という代物なので、固定表示看板として使われることはあり得ない話なのですが、
固定表示をかなり意識したデジサイも稀に見ることができます。
その一例がビームスアウトドアの看板でしょう。
この7台連結のモニターに映し出される表示は店舗名と扱い商品の2パターンで固定感が強い。
しかし店舗名や背景に動きを取り入れて、誘目性と楽しさを出しています。
可変できてしまうと、どうしても多くの情報を盛り込みたくなるので、印象が薄くなりがち。
逆に固定だと動きがないので面白味に欠けるが、無意識の刷り込みで印象が残りやすい。
その両方をバランスよくとった看板だと思います。
社長
東京都の人気登山スポットである高尾山のふもとまでドライブしてきました。
お目当ては高尾599ミュージアムの見学。
相変わらずの登山客の多さ。
三連休だったので駐車場確保も大変でした。
ふもとの飲食店は蕎麦屋が多く、その一軒に杉玉のような物体がぶら下がっていました。
でも真ん丸ではないんです。
実はこれ「そば玉」。
新酒が出来たときに酒蔵が飾る杉玉と同じく、新そばが出来たサインとして吊るす飾りです。
と張り紙に書いてありました。
ということでお蕎麦をいただきましたが、とても美味しゅうございました。
社長
富士山の眺めが素晴らしい静岡県富士宮市でこんなカラーコーンを見かけました。
市販の一般的なものですが、青い色のコーンの先端にちょっと色着けしただけで、ハイ富士山の出来上がり。
どこかで販売しているのでしょうか。
赤富士はありませんでした。
そしてこちらも珍しい木製コーン。
大分県日田町にあったもので、樽みたいな感じの仕上がりです。
こうなれば、アイスのコーンとか、クリスマスツリー型のコーンとかあってもいいかも。
でも工事で使っちゃいけないと思うけど。
社長
だいぶ前に函館に行った際に見つけた小さな床屋のサインです。
入口の上には立派な木彫りの看板。一見床屋さんらしくない感じがします。
しかしこのハサミの形をした突出サインで床屋だとわかりますね。
見過ごしてしまいそうなサイズですが、ステンドグラスが綺麗に見えたので、遠くから思わず近づいて行ってパシャリと。
ステンドグラスは高価ですが、サイン素材に使うと素敵ですね。
社長