ユニクロ銀座店が10月2日にリニューアルオープンしていました。
既存店の左隣のビルに入居したようです。
店舗の内外装はシンプルなデザインに、荒っぽい仕上げとなっています。
サインの方もシンプルで、コンクリート風仕上げの壁に赤いロゴサインが3つ、余計なものを全て削ぎ落した感じです。
サイン自体は総アクリル製で、ブラケット等の金物は外に見せずに取付けられています。
サインの外周にはシールが打たれているので、メンテナンスは店内側と天井に設けた点検口からのようです。
既存店の壁面にも"+J"の巨大な広告幕が設置されてありました。
さすがは日本を代表するトップ企業です。
サインを見るだけのつもりでしたが、商品の品質・価格、接客が良く、結局売上に大きく貢献して帰社しました。
ponko
大手町の合同庁舎跡地に建った日本経団連、日本経済新聞社、JA全中のサインを見に行きました。
その際に目にとまったオブジェを紹介します。
このオブジェ、日経ビルとJAビル間のアトリウムの壁にあり、2つの大きな糸車のような形をしています。
フレームは壁と同色のアルミか鉄で、円の輪郭は和紙のような素材に見えました。
モビールのような仕組みになっていて、ゆっくりと回転したり上下したりします。
近くの自動ドアから吹き込む僅かな風に反応して、2つの輪がまるで浮遊しているようです。
作品のタイトルは「見えない力」、作家は"風"をテーマにした作品で知られる現代美術家・高田洋一氏であります。
ponko
無印良品池袋店が最近大幅にリニューアルとなり、どんなサインが付いたのかな~と立ち寄ってみました。
リニューアルということで、結構期待して行きましたが、以外にローコストなサインだったので少々ガッカリしました。
でももともとムジのコンセプトは「シンプル」という感じなので、当り前と言えば当たり前ですか。
写真の店名サインなどは薄板の切文字を壁に貼りつけただけです。
しかし一方ではデジタルサイネージ(電子看板)も2か所取り入れられて、コスト的なメリハリをつけているように感じます。
12台の液晶モニターが並ぶこの電子看板は大日本印刷が開発したものだそうです。
無印良品の商品、筆者は非常に好きです。しかし何か一つでも買ってしまうと、家の中のもの全て統一しなくてはいけないという不安から、いつもウインドーショッピングで終わってしまいます。
ponko
写真は代官山のメガネ店ですが、ガラス越しにみえる赤いメガネはネオンで模られています。
天井からぶら下げられた透明アクリル板にネオンが取り付いています。
赤い着色管なので低圧で行けますから、この場合工事は楽です。
これが高圧だといろいろと大変なんですよね。
今ちょうど、店舗の内装サインでネオンの工事をいただいており、来週取付けに向けて準備を進めているところです。
ネオンといえば我々老舗看板業者にとっては専門分野ではありますが、それはちょっと前までの話で、ここ最近はLEDブームに押されて実績が激減している状況です。
従いまして、入社6年目の筆者にとって、時々入るネオンの仕事のたびに、勉強をしなければなりません。
実践が少ない分、街を歩きながらネオンをつぶさに観察するしかありません。
ponko
最近の屋外広告といえば、ビル屋上などの広告媒体は次々と姿を消しているような状況です。
景気低迷や媒体価値の低下、周辺環境の変化などの悪条件が絡み合っています。
つまり従来の広告の在り方が時流に合わなくなってしまったということでしょうか。
その代わり、時流に乗って台頭してきたものが"デジタルサイネージ"であります。
このシステムは、可変性のある広告を広範囲に瞬時に表示できる特徴があることから、人の注目を多く集めるポイントに効率よく広告を出せるメリットがあります。
また、デジタル技術という点では、まだまだ進化の余地を含んでいます。
写真は、最近丸ノ内線の東京駅ホームに設置された媒体です。
従来の内照式ポスターの隣に同じ台数分が設置されています。
天井には専用のスピーカーもあり、広告の前に立ったときのみ音声が聞こえてきます。
駅の連絡通路では見たことがありましたが、とうとうここまで広がってきたかという実感です。
山手線車内には古くから小型のものが導入されていますから、これで駅内をほぼカバーしてしまったようです。
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