赤、白、緑の三色のネオンで飾った中華料理店の外装。
この業種でネオンを使っているのはよく見かけますが、大胆に派手派手なのが大半。
それに比べてこのお店のネオンサインは品があります。
店名のホンコンエン、単純な店名のようでいて非常に複雑な漢字を用いています。
ネオンもかなり複雑に曲げられております。
果たして読めるのか?っていうくらい。
でも店名が模様のように見えて、かえってきれいです。
店名以外の装飾もネオンで細かく表現しているのが気に入りました。
夜になったらどのように見えるのか、チャンスがあったら確認したいところです。
右側に回ると高圧トランスがずらり。
この辺が隠せると良かったんですがねぇ。
ponko
三連休の初日、所沢を経由して立川の昭和記念公園に子供と遊びに行こうとしたところ、渋滞で車が全く動かなくなってしまいました。
仕方ないので、携帯電話で「所沢で美味しいパン屋」と検索し、上位に挙がったお店でパンを買い、所沢航空記念公園で遊ぶことにしました。
このパン屋さん、「紡樹」と書いて「つむぎ」という名のお店。
天然酵母という宣伝に惹かれました。
行ってみると、小さな売り場のお店で、入口の横に木彫の看板が掛けられていました。
とても味がある看板で、パンのコンガリさと看板の色合いがマッチしていました。
ponko
渋谷には「看板犬」がいます。
有名な「忠犬ハチ公」です。
本日そのハチ公が渋谷駅1日駅長を勤めていました。
少しの間見ていましたが、おとなしい秋田犬でした。
お勤めご苦労様です。
「看板犬」「看板娘」「看板メニュー」など看板というワードを使ったあらゆる言葉が存在します。
看板の重みが感じられる言葉です。
それと同時に看板の存在の重要性や責任も感じられます。
肝に銘じて日々働きましょう。
そういえば某携帯電話メーカーの看板も今やあの「お父さん」犬ですね。
あちらは柴犬です。
ハイドン
熙代照覧(きだいしょうらん)という絵巻物が、三越前駅の半蔵門線と銀座線のあいだの連絡通路に展示されています。
これは江戸時代の日本橋の様子が詳細に描かれた巻き物で、見ているちょうどその場所の今と昔を対比することができます。
この絵巻物の下には解説が書かれていて、より一層当時の様子を理解することが出来ます。
見ていますと、どうしても絵の中の看板にばかりに気が向いてしまいます。
看板屋の性みたいなものでしょうか...。
現代で言うところの、「ポール看板」、「袖看板」、「スタンド看板」それに「アドバルーン?」的なものも見受けられます。
「呉服物品々」の看板は支柱で立ててありますが、転倒防止用の綱のようなものが見えます。
看板自体に庇が付いているのは昔の看板の特徴みたいです。
「きせる屋」の看板は絵が描かれています。
道路にはスタンド看板が置かれていますが、和紙貼りで灯りでも入りそうな形です。
竿先に布や笠のようなものが吊るしてあるのは、遠くからお店をアピールするための看板でしょうか。
日本橋付近は人でごった返していますが、神田方面へ移ると若干人通りが減ってきています。
そこでこんな背の高い看板を出しているのでしょう。
じっくり見ていると面白く、時間が欲しい気がしました。
ponko
駅のホームからよく見る光景です。
地元JR板橋駅のホームでふと思ったのですが、「この広告って一体どれだけの効果があるのだろうか」と。
広告主はだいたいクリニックや学校が多いようです。
文字ばかりで、色やデザインはバラバラなので、全体的には非常に印象は薄い広告群です。
じっくり見る人は少ないのでは?
何か明快に訴えかけるような「色」や「デザイン」や「コピー」が盛り込まれていれば、効果は違うはずです。
それも、個々の看板がではなく、広告群としてです。
一方、西武池袋線池袋駅の改札前の光景。
「ガツン」とやられるような刺激を受けました。
写真では伝わりにくいですが、あたり一面同じ巨大広告で埋まっていました。
商品を買う買わない、福山雅治が好き嫌いは別として、筆者のなかに強く印象に残りました。
そもそも広告費のかけかたが前者とは異なりますが。
ponko