茅場町にある共同ビルという建物には、入口部分の吹き抜けに立派な太い柱が立っています。
その柱の中間にビル名称サインが組み込まれてるのですが、ちょっと気になったので観察してみました。
まずは形状ですが、丸柱の形に合わせてサインも円柱形にするというデザインもアリですが、ここは思い切って立方体のステンレスという異質の組み合わせで表現されています。
文字と立方体のエッジは光るようになっていてキレがあります。
そして謎なのは、この立方体サインが建物の面と並行に取付けられていない点です。
よく見ると若干ずれています。
下の写真で丸柱の太い目地が建物の面と合っているので、サインは少し右に向いていることが分かります。
その傾きの方位は西、東京駅とその先に皇居があります。
その方角にピタリと合っているかはわかりません。
しかしこの傾きには何か意味が込められていることは間違いないと思います。
社長
出張で京都へ行ってまいりました。
昼休みに河原町通りを歩いていたときに発見しました。
坂本龍馬、中岡慎太郎が暗殺された近江屋の跡地とされる場所に記念碑的なものが建ってました。
驚いたのはこの場所がコンビニの敷地だということです。
ほんとに・・・?とびっくりしたはずみでその場で一枚パチリ。
ウィキペディアで調べたところ、実際はこの隣の敷地が近江屋だったとのことです。
次に京都へ行った際は、そこのところキッチリ現調してきます。
ハイドン
サンストリート亀戸というショッピングセンターはサインが多くて大変にぎやかです。
通常このような施設では、各テナントのサイン掲載スペースに一定の制限を設けて施設全体のバランスを整えるのですが、ここでは自由にサインが出せるような感じを受けました。
野外ステージがあるマーケット広場を囲むように、2階屋根にスポンサーの屋外広告が掲載されています。
これがテナントのサインではなく、一般企業のCMなのが面白いです。
施設内なのに、なんだか街中にいるように錯覚します。
ビルボードタイプの広告に中で、コカコーラだけがベースパネル無しのアウトローです。
ここら辺も縛りが無い自由を感じてしまいました。
社長
「魚雷」という名前のラーメン店です。
この一目瞭然の物騒なオブジェのお陰で店名は小さくても済むようです。
魚雷なだけにスープの底になにやら爆弾的な具が潜んでいると想像しがちです。
しかし実はサイフォンやペーパードリップでスープを抽出するという驚きのお店らしいのです。
一度食してみたいものです。
社長
今年もJAPAN SHOPを見に東京ビッグサイトへ行ってきました。
ほぼ毎年見てて感じたことは、我がサイン業界の出展数が今年は著しく減少していたという点です。
なんとも寂しい気がしますが、世間のトレンドは何か、というリサーチ目的で見て回りましたが...。
こちらの写真は韓国の企業さんのブースで見せてもらったサンプルサイン。
これは自動折り曲げ機で加工されたアルミのチャンネルサインです。
機械と加工データさえ揃えば、誰でも簡単に組立ることが出来ます。
ということは格安でサインが作れるということで、大変職人泣かせなマシンであります。
かなり大雑把な造りですが、コスト重視で仕上げにこだわらなければOKでしょう。
これはオミノさんの新開発サインです。
消灯状態だとクロームメッキ仕上げとなっていて、点灯させると中が明るく光るという代物。
思わず、「これは面白い!」と手を叩いてしまいましたが、実際に使うとなるとハテどんな用途に合うのかしら?と。
面白いんですが、どんな場所にマッチするのかアイデアが必要です。
社長