シンガポールへ行ってきました。
シンガポールは発展著しく、とても勢いのある国です。
サイン事情を日本と単純比較すると、屋外広告の量は少なく、案内サインの類は必要最低限に絞られているという感じです。
というわけで、なかなかコレといったサインに出会わなかったのですが、ちょっと変わり種を紹介します。
これは絨毯屋の突出しサインで、ロール状に巻いた絨毯をそのまま表現しているようです。
実際には円筒形の鉄骨下地を利用しているようですが、外装は本物の絨毯です。
日本じゃ有り得ない造りですね。
お店の床は絨毯敷きで、店内には靴を脱いで上がるようになっていました。
社長
東京大空襲で3階部分を失った東京駅が5年の改修期間を経てこの度元の姿に復元されました。
筆者個人的には東京スカイツリーの完成よりも喜ばしいニュースです。
辰野金吾の赤レンガ建築、堂々たる構えでしびれます。まさに東京のシンボル!
先日訪れた時には観光客や見物人でごった返しており、写真を撮る人の多いこと。
改修工事入る前にステーションギャラリーで安藤忠雄の建築展を見たのを思い出します。
この日たまたますいていて、新しくなったギャラリーも見てきました。
東京ステーションホテルも開業しており、こちらは宿泊するチャンスは一生無さそうですが、ちょっとだけ中に入ってみました。
兎に角見物人が多く、立ち止まるのも困難な状況。1階の喫茶コーナーのコーヒーは1杯1250円でした。
そうそう、サインウォッチですが、ホテル入口前にシンプルなガラスサインが一つ。
内装は豪華ですが、サインは意外にもシンプルなものでした。
東京駅のシルエット自体がロゴサインになっております。
社長
東京丸ノ内のオフィス街。
今やおしゃれな並木道にブティックが軒を連ねており、散歩するには気持ちのいい街路となっています。
一方通行の車道は石畳。車の往来は少なく、アート作品が点在し、芸術の秋を堪能できる場所です。
その一角に「一保堂茶舗」という京都のお茶屋さんが店舗を構えておりました。
喫茶店を併設しているのですが、店先にその店名を記した吊るし看板が目に留まりました。
木と布で丁寧に作られた一品ですが、よく見ると「茶」という漢字を模したデザインだということに気づきます。
なかなか技ありの和風看板ではないでしょうか。
社長
渋谷ロフトのサインがいつの間にかリニューアルされていました。
以前のものもだいぶインパクトのあるデザインでしたが、今回のものはからくりサインとなっています。
大小いくつもの歯車が一定時間回転するというもので、静止した時にLOFTというロゴがはっきり現れるというものです。
動きがなかなか面白く、つい暫く見入ってしまいました。
人間やはり動くものと光るものには目が行ってしまう習性があるようでして。
デジタル技術が普及したお陰で可変性のある店頭サインが可能となりましたが、まだ意外と少ない気がします。
私はこのLOFTのようにアナログ的な動くサインのほうが好きです。
社長
新宿東口の新名所?となる"ビックロ"ですが、今月27日のオープンを控えて大々的に広告中です。
新宿駅構内では壁面ポスターも場所が無いとみてか、床面を完全にジャックしておりました。
最近期間限定で床に告知するケースはよく見かけますが、こんなにも広範囲な手法は初めてです。
写真にはほんの一部分しか写っていませんが、新宿駅構内の地下通路全域に渡ってこのサインが貼り付けられています。
ここまでやれば視覚効果は抜群。シートの耐久性だけ気を付ければOKで、広告費も安いのではないでしょうか。
まったくもって色々とやってくれますね。
社長