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DATE : 2013.12.20
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グラデーション

2013.12.20_5.jpg
グレー調のグラデーションがかかった高層ビル。こちらは東洋熱工業という会社の"新東熱ビル"と称され、隈健吾氏の設計です。
斜めから見ると本当に美しいです。
そして建物正面へと近づくにつれ、これがルーバーによるものだと分かります。
通常均等に真っ直ぐ取り付く垂直ルーバーが、それぞれ微妙な角度をなし、グラデーションとなって見えています。

調べてみると、このビル全体が省エネ技術をかなり活かした設計となっていて、このルーバーも室内への熱付加を最大限減らしたうえで眺望も確保できるよう計算された角度で取り付いているということです。

このグラデーションは単に外観が目立つとか、綺麗とか、そんな安易なものでは決してないのですが、実際は美しい。さすが巨匠ですね。

2013.12.20_6.jpg

社長

DATE : 2013.12.06
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香港か!

出張で大阪へ行ってきました。
心斎橋で光の塊のようなビルを発見。

2013.12.06_1.jpg
後ろに見えるユニクロは知っていましたが、これは圧巻!!
調光はかかっていませんでしたが、あまりの光量に圧倒されてしまいました。
側面には施設名称のサイン。
正面はただただ光・光・光。
ユニクロのビルができた時もビックリでしたが、今回はそれに勝るビックリビックリ。

さて、御堂筋のライトアップもなかなかでしたので追加で写真をアップします。

2013.12.06_2.jpg
大阪は元気がありますね。

ハイドン

DATE : 2013.12.02
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ルイ・ヴィトンのカワイイネオン

2013.12.02_1.jpg
先月末に新宿三丁目交差点のビルにルイ・ヴィトンがオープンしました。
この周辺はスーパーブランドの店が少ないので、意外な感じを受けました。
建物のまん前の歩道に以前から交番があり、景観的にもちょっとミスマッチな感じです。

さてさて、そのお店のショーウインドウですが、ネオンが使われているのでご注目。
これはソフィア コッポラがデザインしたものということです。
割と大きなハートですが、低圧トランスで飛ばしているようです。
配線回りはスッキリとしていて気になりませんでした。

最近はネオンがダイナミックに使われるような屋上広告塔が減り、業界関係としては淋しい限りです。
写真のように装飾で使われたり、小さいサインなどに使われることが多くなりました。
街の灯りからネオンが減れば、その技術の伝承はどうなるのかと心配になります。
やはり時代の波には逆らえないのでしょうかねェ。

2013.12.02_2.jpg

社長

DATE : 2013.11.26
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「日本ではありえへん」香港のサイン

香港の街は活気にあふれていました。
その役割の一部を担っているのは屋外看板でしょう。
路面電車やバスのラッピング広告は派手で、建物から横に突き出た看板は道路に向かってせり出ています。
その中で、「日本ではありえへん」ものを幾つかご紹介します。

2013.11.26_1.jpg
まずは薬局のサイン。
LEDのピカピカ電飾でド派手です。
香港中の薬局はほぼこんな感じですね。
これと同様に両替屋もピカピカ電飾です。
なんなんでしょうかねェ、この派手さの統一感は。

2013.11.26_2.jpg
次はコンビニの突出しサインです。
たった1本のパイプだけでこーんなに長く持ち出しするのは、「ありえへん」ですね。
そういえばコンビニはセブンイレブンしか見かけませんでした。

2013.11.26_3.jpg
最後は"そごう"なんですが、ちょっと平仮名が下手過ぎない??っという感じ。
きっと現地のデザイナーか誰かが適当に見よう見まねで書いたのでは?と思いきや、よくよく調べてみると、なんと合ってました!!
ただし日本のは横書きのロゴで、まあしっくりしてました。
これを無理くり縦書きに並べ替えてしまったために下手くそに見えてしまったようです。


香港は看板観察のし甲斐がある国でした。

社長

DATE : 2013.11.26
CATEGORY :

香港の竹足場事情

2013.11.26_4.jpg
香港に行って参りました。
訪問先の高層ビルからなんとな~く眼下を眺めていると、ムムム!
なんとー、中規模ながらも、ガラスのカーテンウォールの近代的ビルに地上から屋上まで竹足場がビッシリ掛っているではありませんか!!
何の工事なのか?壁繋ぎはどうなってる?安全なの?
と次から次へと??が浮上。

というわけで、日本では絶対に有り得ない竹足場の実態を調べるべく、街なかをぶ~らぶらしてみました。

2013.11.26_5.jpg
早速ビル全体を養生している現場に遭遇。
朝顔は何メートルおきかに設置させています。この辺はきちんと決まりがありそう。

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ブルーシートにあたるものは、香港ではレジャーシートのようにストライプ柄です。
しかもコンパネは敷かずにレジャーシートのみ。

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こちらの現場は竹のサイズがばらばらで、適当感が漂います。
コンパネを敷く代わりに竹を密に敷きつめています。

2013.11.26_8.jpg
上に登る梯子でしょうか。
竹同士を結束するアイテムは針金入りの黒い結束バンドが主流のようです。
が、梯子右下のようにボロキレなどで縛っているケースも多々。
縛れれば何でもアリみたいです。

2013.11.26_9.jpg
このような竹足場はいたるところにありました。
残念ながら掛けている最中に遭遇することはありませんでした。
竹足場はこのように道路脇に無造作に置かれたりしています。

2013.11.26_10.jpg
長くなりましたが、最後に看板工事の為に掛っていた足場。
これも当然竹です。

まとめますと、香港の工事現場は竹オンリーでして、日本のように単管足場、枠組み足場は無し。
高所作業車も無し。脚立すら見かけませんでした。
竹は軽いし、しなりがあるし、豊富に採れるということで、ここ香港では大変理に適った材なのでした。
それにしても「安全基準」はどうなっているのでしょうか?

社長