原宿に設置されている面白い屋上広告を紹介します。
最初見たときは広告面から妙な物体が飛び出ていて、一瞬破損しているのかと思いました。
よく見ると板状のものが垂直に取り付けてあり、すぐに影絵だなと分かりました。
しかも上からの光ではなく、どうやら下からライトを当てて影をつくる仕組みのようです。
広告面の下のほうに見えるのがパナソニックの照明器具で、
夜になると影が浮かび上がり、何かしらのメッセージが現れるはずです。
この状態では定かではないのですが、おそらく机で本を読む子供のシルエットと「あかりが知識を育む」
というメッセージだと思います。
左側のメッセージだけでは何のことだかわからないので、まさに夜限定の広告ということになります。
チャンスがあれば是非夜に行って見てみたいものです。
社長
- DATE : 2014.04.03
- CATEGORY : 社長のコラム
当社は創業まもなくから東京都板橋区で事業を続けております。
その板橋商店街の商店会様よりパンフレット作りのお仕事をいただきました。
普段は看板のデザインばかりですが、イレギュラーなお仕事も可能であればお引き受けします。
本当は餅は餅屋に頼んだほうがいいのではと思いましたが、期待にお応えすべくお受けしました。
今回は当社デザイン部のKくんが頑張ってくれて、無事に納品でき、店頭で見かけるようになりました。
仕事を傍らで見ていて感じたのですが、パンフレット作りは意外と難しい。
普段何気なく見ているチラシやパンフレットも作る側になって考えると奥深いものを感じます。
そもそも看板とは用途が違うので同じような手法ではうまくいきません。
うまく説明できないのですが、看板デザインのつもりで進めると非常にあっさりしたデザインになってしまったりします。
書体や文章、写真やイラストの配置や効果など、紙一枚でもかなりの要素が盛り込まれているものです。
以来、家のポストからゴミ箱に直行していたチラシたちをデザインの観点からよく観察するようになりました。
機会があればまたお手伝いしたいですが、それまでレベルを上げておかねばと思ったしだいです。
社長
IT技術の進歩でガラッと変わってしまった産業が多い中、看板業界はこの先どうなってゆくのでしょうか。
一つにはデジタル化というものがあります。
かつてビル屋上に多数あった広告媒体が次々と消え、今はデジタル表示器になってまた少しずつ増え始めています。
広告でも装飾でも表示が固定されるよりかは可変型のほうが便利でいいに決まってます。
あとはコスト次第ですが、普及すればコストは下がります。
街中の看板の半数以上がデジタル表示器になる時代がその内来るのでしょうか。
写真はJR東京駅八重洲口の風景です。
真ん中のビルは屋上広告塔も含めて看板が多数取り付いています。
各テナント看板の中で黄色い矢印の看板がデジタル表示器です。
見た目も形も他の看板と一緒ですが、表示内容が切り替わるので目立ちます。
普及が進んだらこのビルの看板全部がデジタルになってもおかしくないのですが、
それぞれの表示がランダムに切り替わるのを創造すると、それは有り得ないかな・・・。
社長
出張で長野へ行ってまいりました。
その帰りに悲劇は起こりました。
大雪に阻まれ、山梨県で足止め・・・。
2/14(金)夜~2/17(月)夜まで山梨県内で過ごしました。
無事に帰って来れましたので道中の施工実績写真をぼちぼち掲載します。
●ハイドン●
先日、茅ヶ崎駅付近を歩いていたら、ひときわ異彩を放っている建物に遭遇しました。
遠くからも異様に目立っていたので、気になって近寄ってみると、何と床屋さんでした。
床屋といえばあの赤白青のクルクル回転するサインが目印ですが、この外壁も同じ配色を意識した装飾がなされています。
植栽付近にはハサミや櫛の鉄で出来たオブジェが据えてありました。
ところでこの建物で屋外広告物に相当するのは入口上部の木彫り看板だけ?
それとも外壁全体?
工作物確認は必要なのだろうか?
などど職業柄いろいろと考えてしまいました。
とにかくド派手な床屋さんにビックリしました。
社長