「日本一の木彫りの里」といわれる富山県南砺市井波へ行ってきました。
ここはそのいわれの通り、木彫りを生業としている職人や商店が多く、瑞泉寺の参道を歩くと「これでもか、これでもか」というほど木彫看板に出会うことができます。
参道入口付近には街のシンボル的な看板が立っているのですが、日本一の凝りようではないでしょうか。
柱型の看板は一面ごとに違う職人さんが分担して彫ったそうです。
木彫専業店はこのように腕を振るった作品が看板として掲げられています。
豪華な看板!
酒屋さんの看板もご覧の通り。
この業種の看板は木彫りは珍しくないほうですが。
何と普通の会社でも木彫看板。
この場所で木を使わないと完全にアウェーですね。
バス停の看板も木彫りです。
みんなで使うものはやっぱり木彫りで統一。
勿論、公衆電話ボックスも。
町内会用の掲示板にも立派な彫刻が施されています。
柱に巻きついている立派な竜。
もうなんか意味も無く彫刻技を見せびらかしたい気で溢れています。
橋の欄干なぞも木彫です。
本来鉄でできているものも木で。
個人宅の表札もこのように一際大きい木彫です。
干支をデザインに盛り込むのが通例のようです。
まだまだ沢山ありましたが、今回はおの辺までといたします。
看板屋としてはかなりテンションの上がる街でありました。
機会があれば是非足を運んでみてください。
社長
会合で利用した池袋のレストランで面白いサインを見つけました。
一見、非常口誘導サインかと思いきや、力士が表へ駆け出している絵柄でした。
店の雰囲気としてはいたって普通。
やや敷居が高い感じがするこのお店に何故このようなサインが一点のみあるのかが不思議です。
間もなくやって来た料理とお酒に気をとられ、つい店主にたずねるのを忘れてしまいました。
社長
- DATE : 2015.06.29
- CATEGORY : 会社のイベント
毎年恒例の社員研修会を土曜日に行ないました。
研修会といいましても会議の拡大版のような感じではありますが、丸一日社内に閉じこもって頑張ります。
お昼の弁当も会社で用意するのでまさに外には一歩も出れず。。。です。
今年は外部から講師を招き、ニューマンエラー対策の基礎を学びました。
まず前提は誰でもエラーは起こすもの。人間がすることなのでエラーはゼロにはできない。
そして大事な点はエラーを起こした人に対して責任を追及しない。
些細なことでも報告を上げる仕組みをつくり、皆で情報共有すること。
更に自分ならそんなエラーは起こさないと勝手に決めず、他人のエラーを自分だったらどう回避するかを考えてみることが大事。
当社は1年間で大きな事故は起こしませんでしたが、結果オーライの小さいエラーはいくつか報告が上がりました。
それを結果オーライだったと安心するのではなく、具体的対策を打つまでは、真にエラーは減らせないと感じた次第です。
本日から早速実行です!
社長
数年前にこのブログで紹介したサインの話を蒸し返します。
当時たまたま銀座を歩いていてサマンサタバサの小振りな袖看板を見たとき、変わった外装材を使っているなと感じました。
一見すると、アルミルーバーのような感じです。
近寄って見てみると、通常は枠などで隠されている外装材の断面がむき出しになっていて、更に目を凝らして見ると、断面にSAMANTHAのアルファベットが読み取れるのには驚きました。
つまりこれはオリジナルのアルミ成型材であったわけです。
カットして断面を見せるようにしたら色々な使い道がありそうですが、なぜそれを袖看板に使ったのかは疑問でした。
それからしばらく経って、こんどは新宿のエイトミリオンでも同じ素材を目にしました。
こちらも外部の建材としてなので、断面はよく観察しないと分かりません。
そして最近になり、立川のショップでガラス越しの装飾に使われているのを見ました。
20~30㎜の厚みでカットして積み重ね、店内が素通しできる壁を作っています。
本来はこのように断面を見せる素材なのでしょうが、なぜ袖看板や壁面看板のベースとして使われていたのか。。。
たまたま材料が大量に余っていたからなのでしょうか。。。
社長
- DATE : 2015.04.16
- CATEGORY : 社長のコラム
子供の頃は映画を見ることが好きで、よく近所の映画館へ足を運んだものです。
今でも好きではあるのですが、映画館で見る機会がかなり減りました。
昔の映画館は音響も悪く、好きな席が選べないどころか、混んでて立ち見なんてこともありました。
映画自体も特撮などはバレバレで、しかしその技術には驚嘆したものです。
これがかえっていい思い出になって自分の記憶に残っています。
今の映画館は素晴らしく快適で、映画も特撮と現実の境目が分からないほどリアルです。
それがかえって自分には違和感があるというか、映画が印象に残りにくいものと化している気がします。
そんな昔の懐かしい感覚を老舗映画館がもしかしたら蘇らせてくれるのかもしれません。
しかしその老舗映画館が銭湯と同様に次々と姿を消しつつあるようです。
そんななか、老舗の横浜シネマリンの経営が危うくなり廃業になりかけましたが、
新たな女性オーナーの登場によって復活したというニュースを見ました。
たまにはショッピングセンター内のシネコンではなく、老舗映画館も利用してみたいものです。
社長