屋外広告の禁止されている場所として、橋梁などの公共設備はなかったでしょうか。
中国などでは高速道路の敷地内や橋げたなどに広告が表示されている光景を見たことがあります。
日本ではてっきり禁止区域にあたるものと思っていたので、この歩道橋の広告を見た時は思わず写真を撮ってしまいました。
そこで、埼玉県の屋外広告物条例を再確認。
『埼玉県屋外広告物条例のしおり』によると、禁止物件の⑴に橋(陸上橋、歩道橋を含む)と明記されています。
あれれ。
しかし勝手に表示している風ではないので、きっと何かの特例があるのでしょう。
ひょっとして歩道橋のネーミングライツ?と思い、調べてみるとありました。さいたま市で。
歩道橋1つあたり月額2万5千円以上で募集してます。
しかし写真のようなデザインだと、単なる宣伝広告のための媒体貸しスペースという印象がぬぐえません。
ネーミングライツと称した、さいたま市によるおきて破りのような印象を持ちました。
ネーミングライツとは名もない(本当はあるが)歩道橋などに付与するものではないと思うのは私だけでしょうか。
社長
- DATE : 2019.02.21
- CATEGORY : 会社のイベント
昨日、一日限りの職場体験のために都立第四商業高校の生徒さん2名をお迎えしました。
まだ高校1年生ということですが、世の中にはいろんな会社があり、働く場を若い内に体験できる機会が少しでも多くあればいいなと思います。
自分の若いころは学校では勉強ばかりさせられ、社会のことを学ぶ機会が少なかった気がするので、授業として職場体験を取り入れることは非常に有効だと思います。
私自身も、働くことや会社とは何ぞや?ということを説明するために改めて思考を巡らせ、資料を作ったりと、いい経験ができました。
他に、サインのことを説明したり、実際に作ってもらったあとに、外へ出て街を観察してもらいました。
面白いのが、学生さんたちが今まであまり目に留めていなかったサインが、今日を境に急に注目せざるを得ない存在となってしまうこと。
将来、どのような道に進むのかはわかりませんが、何か心に残る体験が出来たならば幸いです。
社長
- DATE : 2019.02.20
- CATEGORY : 社長のコラム
水戸芸術館現代美術センターから、昨年開催された「内藤礼」展覧会カタログが送られてきました。
この展覧会は日本を代表する現代芸術家である内藤礼さんの大規模な企画展でした。
展示室の多くに自然光を取り込んでいる美術館の特長を活かし、人工照明を一切使わずに作品を表現するという大変貴重な展覧会に、ご縁があって協賛させていただくことができました。
展覧会のお手伝いを通じ、内藤さんが生み出す空間にかなり長い時間浸ることができたことは、私にとっては本当に貴重な経験でした。
瀬戸内に浮かぶ豊島美術館にも是非是非訪れてみたいものです。
社長
- DATE : 2019.02.03
- CATEGORY : 社長のコラム
当社は昭和30年の創業で、今年で64年目を迎えます。
その間、日本社会も看板業界も大きく移り変わってきました。
昭和30年頃といえば戦後10年、まだ戦争の傷跡も多く残る一方で、街や生活に希望と活力が満ちつつある時代であったと想像します。
人々の生活や商売に欠かせない看板も増えていき、商売としては大きく成長していくこととなります。
戦前から看板業に携わっていた創業者が予想していたのが「ネオン広告時代の到来」です。
当社は幾つかの危機を乗り越えながらも、ビル屋上のネオンサイン中心に着実に規模を大きくしていきました。
現在はネオンも、屋上広告塔も減ってしまいましたが、今の時代、これからの時代に合った看板造りに日々取り組んでおります。
当社に今も残る、創業間もない時の会社案内。ページをめくるとその時代の活気や未来への希望を感じることが出来ます。
現代は未来予測がしずらく不安だなどと言われがちですが、本質としては昔と何ら変わりません。
いつだって未来は未知だし、明るい希望を見出すかは考え方次第だと思います。
あの時代に負けてなんかいられるか!
社長
仲間と登山に行ったときのこと、道路を歩いていると、不意に壁画が現われてビックリしました。
苔に覆われたコンクリート壁に鹿のような絵が浮き出ています。
よく見ると苔を削り取って描いていて、落書きではなく、丁寧に描かれていることが分かります。
それにしてもこの絵、どこかで見たような...。
と思っていたら、『もののけ姫』のシシ神では?
そして暫く道を下っていくと、今度は『魔女の宅急便』のシルエットが!
そうか、ジブリのキャラクターを再現しているんだな。
実際に目にしたのはこの2作品。
もしかしたらトトロもいたりして、と"定峰峠"でネット検索すると、ありました!
トトロのほかにも真っ黒くろすけ、『千と千尋の神隠し』のかおなしなど。
結構有名なスポットのようですが、いつ誰が描いたのかは分かりませんでした。
高圧洗浄機を使った壁画アートもあるみたいですが、苔の場合は自然の中から浮き出てきたような感じがして幻想的。
ジブリの壁画だから余計に神秘的でした。
社長