- DATE : 2018.11.27
- CATEGORY : 社長のコラム
能作の見学
富山県高岡市に鋳物技術が伝わったのが今から400年も前のこと。
以来鋳物産業が盛んな地として有名な高岡にある幾つかの鋳物工場を見学してきました。
なかでも昨年度の日本サインデザイン賞大賞を受賞した『能作』を見学するチャンスに恵まれましたことは幸運でした。
創業100年を超える同社は見学機能を有する工場を新築したばかり。
実際には工場見学以外にも、オリジナル商品の販売やレストラン、ワークショップの場所も整っています。
同社の扱う胴や錫の製品や製造工程を学べるほか、料理と共に錫食器を使用することも、その場で購入することもできて、
とても楽しい施設といった感じです。
月に1万人もの来訪者があるそうで驚きました。
能作の工場内ではオリジナルの作業服を身に付けた若い社員の姿が多く見られました。
建築、内装、サイン計画ともに落ち着きのある、バランスのとれた仕上がりもとても心地よかったです。
施設内に点在する鋳物製のサインは全て自社制作というのも印象的でした。