- DATE : 2008.06.14
- CATEGORY : 社長のコラム
未来の照明
地球温暖化防止にまつわる世界の動きが様々な分野で急加速していることを最近のニュースで実感します。
わが国も、国が制度を設けることにより、企業や個人が実に多様な方法で関わり出しています。
CO2排出削減、排出権の売買、カーボンオフセット、新技術、代替エネルギー、エコ活動 etc。
サイン業界においても、より環境に優しい素材や光源が選ばれつつあります。
その代表格がLED照明。
日進月歩の技術革新のさなかで製品の安定性とハイコストが問題となりますが、ちょっと様子見などと言ってはいられません。
たとえ明日には新製品が出ようとも、今売らなければ何時売るの、とばかりに世に浸透しつつあります。
照明で言うと、サイン照明よりも一般照明に使われる電力量のほうが遥か上ということで、
ほとんどの一般照明がLEDに替わるのもそう遠くない感じです。
現に白熱球の生産を中止している大手メーカーもあります。
先日、目の前で見る機会があった「蛍光灯ランプ型LED」
これは蛍光灯ランプと形状は同じ、いま使用しているほとんどの器具に合います。
価格と技術が安定すれば、白熱球と蛍光灯はとりあえず今の器具を使いつつ、球だけがLEDに替わるでしょう。
そしていずれは器具も今とは全く違うものに替わることでしょう。
これによりCO2排出量が減り、日本の産業も潤えば万々歳なのですが。運命やいかに。