- DATE : 2008.06.16
- CATEGORY : 社長のコラム
三丁目の夕日 その後
先月、ネオンアート展に出品した作品、東京タワー (タイトルは三丁目の夕日)のその後について考えました。
展示会が終わってしまった今、折角の力作を事務所に置いておくのもモッタイナイし、
まして手狭な事務所に置けるスペースも無いし...
で、形が東京タワーだし、本物の東京タワーが今年で開業50周年だし、
これは東京タワーに置かずして、どこに置くのか?と考えたわけで。
そんなこともありまして、本日は東京タワーへT部長と視察へ参りました。
仕事さぼってたわけではありません(笑)
東京タワー、見慣れていますが間近で見上げると迫力があります。
そして結構いいプロポーションしています。
新しく建つ「東京スカイツリー」は倍ほどの高さですが、近代的で色も無機質という印象。
東京タワーはあの赤色がシンボリックで、無駄の無い構造がいいですねぇ。
特別展望台からお台場方面を眺めました。すばらしい!
大展望台1階のルックダウンウインドー。
足元がすくみます。
ハトバスがミニカーのようです。
「積載人数」や「飛び跳ね禁止」などの注意書きはありませんでした。
朝青龍と白鵬が2人並んで飛び跳ねても大丈夫なのでしょうか?
帰りは外階段を利用して降りてみました。
看板屋としては、眺めよりも鉄骨材に目が釘付けでした。
鋼材の接合方法は溶接とリベット。
特に大発見は、全てLアングル材とプレートだけで出来ているということ。(多分)
H形鋼やハイテンションボルトなどはその当時まだ無かったようです。
溝形鋼にしても、実はよく見るとアングル材とプレートの溶接で出来ていたりして。
当時のとび職人が鉄骨を滑車で揚げ、リベットをバンバン打って組み立てたなんて、創造するだけでシビレます。
東京タワーの威力を改めて実感でき、収穫多い1日でありました。