- DATE : 2015.04.16
- CATEGORY : 社長のコラム
老舗映画館のサイン
子供の頃は映画を見ることが好きで、よく近所の映画館へ足を運んだものです。
今でも好きではあるのですが、映画館で見る機会がかなり減りました。
昔の映画館は音響も悪く、好きな席が選べないどころか、混んでて立ち見なんてこともありました。
映画自体も特撮などはバレバレで、しかしその技術には驚嘆したものです。
これがかえっていい思い出になって自分の記憶に残っています。
今の映画館は素晴らしく快適で、映画も特撮と現実の境目が分からないほどリアルです。
それがかえって自分には違和感があるというか、映画が印象に残りにくいものと化している気がします。
そんな昔の懐かしい感覚を老舗映画館がもしかしたら蘇らせてくれるのかもしれません。
しかしその老舗映画館が銭湯と同様に次々と姿を消しつつあるようです。
そんななか、老舗の横浜シネマリンの経営が危うくなり廃業になりかけましたが、
新たな女性オーナーの登場によって復活したというニュースを見ました。
たまにはショッピングセンター内のシネコンではなく、老舗映画館も利用してみたいものです。