- DATE : 2009.05.30
- CATEGORY : 社長のコラム
ネオン曲げ初体験
5月27日のことです。ネオン組合の青年部による企画で、ネオン曲げを体験する機会がありました。
ネオン管曲げは職人の業です。
いくらネオンに関係の深い仕事をしているからといって、実際に曲げられる人は稀であり、参加者も全員未経験者でした。
ネオン管とは、簡単に言えば、ガラス管にガスを封じ込めて、電気で発光させるというものですが、まず最初に必要な工程はガラス管の曲げ加工です。
この作業はガラス細工と同じ要領で、火であぶってガラスを柔らかくして、曲げたりします。
職人さんのお手本を真似て、震える手でトライです。
ネオン管の中は空洞なので、管が潰れないように、中へ空気を送りながら形を調節します。
ちょうど吹きガラスのようなイメージですが、細いゴムチューブをくわえて息で調節します。
見ると簡単なようですが、微妙なさじ加減は何年も修行を積んで体で覚えるものです。
これは電極を付けるための練習結果。
右側がお手本で、左側のが第2トライ目、真ん中が3トライ目で、ようやく形になりました。
難しい!これが限界です。
参加者みんなが曲げた管で一番良かったものを使い、ガスを封入して、最後に点灯させてオヒラキです。
貴重な体験ができました。