- DATE : 2008.06.18
- CATEGORY : 社長のコラム
当社のお得意様であります三越様に招かれて、「免震装置の見学会&懇親会」に参加いたしました。
招かれたのは三越様の取引企業で、総勢200名以上が来場しました。
免震装置は日本橋本店の地下に設けられ、33ヶ月に及ぶ大工事が最近完了したばかりです。
実際に地下へ潜り、免震装置の巨大な積層ゴムを目の当たりにしました。
これがなんと300個もあり、総量13万トンの建物を支えているそうです。
地震が起きてもこのゴムの弾力で揺れを軽減することが可能です。
この工事の凄いところは、大正3年の最初の建築以来、数度にわたって増築を行ったために、
基礎の工法が3種類混合している点での困難。
そして地下ということで、建物をジャッキアップしながらの柱交換作業。
営業を休まずに地下1階の床段差解消。などなど、素人には想像を絶します。
とにかく、この歴史的建造物と買い物客の安全は守られるようになったことは大変喜ばしいことです。
三越本店での買い物が多いほど、地震時の安全率は高まるということです。
ponko
- DATE : 2008.06.16
- CATEGORY : 社長のコラム
先月、ネオンアート展に出品した作品、東京タワー (タイトルは三丁目の夕日)のその後について考えました。
展示会が終わってしまった今、折角の力作を事務所に置いておくのもモッタイナイし、
まして手狭な事務所に置けるスペースも無いし...
で、形が東京タワーだし、本物の東京タワーが今年で開業50周年だし、
これは東京タワーに置かずして、どこに置くのか?と考えたわけで。
そんなこともありまして、本日は東京タワーへT部長と視察へ参りました。
仕事さぼってたわけではありません(笑)
東京タワー、見慣れていますが間近で見上げると迫力があります。
そして結構いいプロポーションしています。
新しく建つ「東京スカイツリー」は倍ほどの高さですが、近代的で色も無機質という印象。
東京タワーはあの赤色がシンボリックで、無駄の無い構造がいいですねぇ。
特別展望台からお台場方面を眺めました。すばらしい!
大展望台1階のルックダウンウインドー。
足元がすくみます。
ハトバスがミニカーのようです。
「積載人数」や「飛び跳ね禁止」などの注意書きはありませんでした。
朝青龍と白鵬が2人並んで飛び跳ねても大丈夫なのでしょうか?
帰りは外階段を利用して降りてみました。
看板屋としては、眺めよりも鉄骨材に目が釘付けでした。
鋼材の接合方法は溶接とリベット。
特に大発見は、全てLアングル材とプレートだけで出来ているということ。(多分)
H形鋼やハイテンションボルトなどはその当時まだ無かったようです。
溝形鋼にしても、実はよく見るとアングル材とプレートの溶接で出来ていたりして。
当時のとび職人が鉄骨を滑車で揚げ、リベットをバンバン打って組み立てたなんて、創造するだけでシビレます。
東京タワーの威力を改めて実感でき、収穫多い1日でありました。
ponko
- DATE : 2008.06.14
- CATEGORY : 社長のコラム
地球温暖化防止にまつわる世界の動きが様々な分野で急加速していることを最近のニュースで実感します。
わが国も、国が制度を設けることにより、企業や個人が実に多様な方法で関わり出しています。
CO2排出削減、排出権の売買、カーボンオフセット、新技術、代替エネルギー、エコ活動 etc。
サイン業界においても、より環境に優しい素材や光源が選ばれつつあります。
その代表格がLED照明。
日進月歩の技術革新のさなかで製品の安定性とハイコストが問題となりますが、ちょっと様子見などと言ってはいられません。
たとえ明日には新製品が出ようとも、今売らなければ何時売るの、とばかりに世に浸透しつつあります。
照明で言うと、サイン照明よりも一般照明に使われる電力量のほうが遥か上ということで、
ほとんどの一般照明がLEDに替わるのもそう遠くない感じです。
現に白熱球の生産を中止している大手メーカーもあります。
先日、目の前で見る機会があった「蛍光灯ランプ型LED」
これは蛍光灯ランプと形状は同じ、いま使用しているほとんどの器具に合います。
価格と技術が安定すれば、白熱球と蛍光灯はとりあえず今の器具を使いつつ、球だけがLEDに替わるでしょう。
そしていずれは器具も今とは全く違うものに替わることでしょう。
これによりCO2排出量が減り、日本の産業も潤えば万々歳なのですが。運命やいかに。
ponko
- DATE : 2008.06.09
- CATEGORY : 社長のコラム
会社の近くの路地を歩いていて、この建物を発見した時にムムッとうなってしまいました。
個人の邸宅のようですが、このタイルの外壁、私はとても気に入ってます。
壁一面を全て同じ模様にする大胆さ。
派手なパターンでも落ち着いた色を入れていること。
新築当初はこの仕上げではなかったと想像します。
あとから模様替えしたにせよ、自己主張の強いデザインのなかに品の良さも覗えます。
このようなデザインにすること自体、結構勇気が要りますが、
逆にもし自分の家を建てるなら、このくらい自己主張してもいいかな?って気にさせてくれます。
皆さんはどのような印象を受けましたか?
ponko
- DATE : 2008.05.19
- CATEGORY : 社長のコラム
赤坂の変な街灯のときに、このデザインがどうしても理解できないと書きました。
最近赤坂に行った際に、まだ存在していたので、もう一度同じアングルから撮影してみました。
変化したところは、支柱の下の方の木の幹が古くなって、はげていた点。
よく見ると高さが2種類ほどあり、どれも斜めに傾いているようにも見えました。
改めて見ても、その良さが分からず、なんとなくキノコを想像してしまうのでありました。
ponko