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DATE : 2018.03.22
CATEGORY :

ビームスアウトドアの看板

2018.3.22.jpg

JR新宿駅構内の小さなショップですが、ここのデジサイの使い方に注目したいと思います。
今やどこにでもあるモニター式の広告板、世間ではデジタルサイネージと言います。
昔から存在する固定表示式看板と大きく異なる点は可変表示式である点です。
動画や静止画表示が自由自在で遠隔操作もできるため、従来の看板やポスターのような固定表示式とは次元が違います。

という代物なので、固定表示看板として使われることはあり得ない話なのですが、
固定表示をかなり意識したデジサイも稀に見ることができます。
その一例がビームスアウトドアの看板でしょう。
この7台連結のモニターに映し出される表示は店舗名と扱い商品の2パターンで固定感が強い。
しかし店舗名や背景に動きを取り入れて、誘目性と楽しさを出しています。

可変できてしまうと、どうしても多くの情報を盛り込みたくなるので、印象が薄くなりがち。
逆に固定だと動きがないので面白味に欠けるが、無意識の刷り込みで印象が残りやすい。
その両方をバランスよくとった看板だと思います。

社長

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