- DATE : 2014.10.28
- CATEGORY : 社長のコラム
先日、お客様の安全研修会に参加する機会があり、そこで光栄にも安全表彰を受けました。
同時に数社が受賞しましたが、今回は代表して当社担当社員が「我が社の安全活動」というテーマで10分間スピーチをさせていただきました。
(そのときの写真ですが、なかなかキマッテます。)
お客様には遠く及ばない規模ですが、幸い当社も同じような安全協力会を組織しており、年に数回の研修会や親睦会を通して安全作業の重要性を互いに認識し合っています。
その辺の話を交えながら実際の工事中の手順や安全対策を簡潔に発表しましたが、果たして参加者の皆さんのお役に立てたでしょうか。
さて、会社を経営する立場として、財務は重要ですが、この業界では"安全"も同じくらいに重要。
いや、安全のほうがむしろ上かも知れません。
ここをおろそかにしますと自社だけに留まらず、お客様や広告主様にも大変迷惑が掛かります。
「天災は忘れたころにやってくる」とよく言ったものですが、事故もしかり。
一番重要なことだけれども、ともすれば日常業務で埋もれがちな"安全意識"というものを浮上させるきっかけは多いに越したことはありません。
ですから社員の前でもこの話題は常に出し続けていきます。
さて、次のきっかけは当社の"労災防止協議会"の忘年会です!
社長
- DATE : 2014.10.09
- CATEGORY : 社長のコラム
8月、京都市内で看板業界にとって慌しい動きがあったようです。
それは、2007年に改正された景観条例が元になっているのですが、看板是正の執行猶予が8月末で終了したためです。
いくら条例改正といえども、費用の問題や商売の都合でそう簡単には看板を撤去是正はできません。
しかし今回京都市はかなり厳しい態度で違法看板の取り締まりに臨んだようです。
景観条例を元に看板を規制することは、京都市に限らず各自治体で独自ルールも取り入れて行われています。
大概は区域を分け、大きさを押さえたり、屋上広告を禁止にしたり、色のトーンを下げたりといった規制ですが、
これで果たして本当に魅力ある景観となるのだろうかと、いつも疑問を抱きながら規制と向き合っていました。
規制ばかり先行させ、果たして地域の明快なビジョンがあるのか?
またそのビジョンのために改善が徹底されているだろうか?
京都の事例は利害関係者の間では賛否両論あろうかと思いますが、私は概ね支持します。
京都の歴史的観光資源の価値を高めるためにも。
それによって街が活性化すれば、将来的には事業主や看板業者にも利益が生まれるはずです。
今回は規制の厳格化と平行して優良看板の表彰や事業所の認定も始まっています。
他の地域でも行政が同じような取り組みをしていますが、京都のはレベルが高いです。
→京都かんばんねっと
ただ、懸念されるのはこの状態を維持できるかどうかです。
将来、市長が代わった途端にフェードアウトしないことを祈ります。
社長