- DATE : 2014.06.04
- CATEGORY : 社長のコラム
運河の町、小樽を散策
所属する日本サインデザイン協会の総会が札幌と小樽で行われたので参加してきました。
小樽を訪れるのは二度目でしたが、今回は時間に余裕があり、街並みやサインをじっくりと観察できました。
「歴史溢れる運河の町」というキャッチ通り、運河沿いに古い倉庫が立ち並び、観光客で大変賑わっていました。
倉庫群は補強され、レストランやお土産店として利用されていて、中には駐車場に改装されたものまでありました。
倉庫に限らず銀行などもレンガや石による重厚な建物が今も残り、市が「歴史的建造物」として認定し保存されています。
認定された建物がいくつも点在している中、偶然にも第一号を発見しました。
これは旧大家倉庫という名称で、外壁は札幌軟石の木骨石造です。
さて、小樽市にはもう一つ「都市景観賞」というものがあります。
この賞は建物以外にもイベントのうような無形のものも対象です。
受賞したガラス工房さんの看板はステンドグラスをあしらった重厚なもので存在感があります。
しかし建物全体で言うと、商売柄たくさんの余計な(?)看板が付いてしまって残念なのですが、私はこの吊り下げ看板だけは気に入ったので写真に収めました。
小樽には他にも素敵な看板が幾つかあったので、後日"看板ウォッチング"でご紹介したいと思います。