最近の屋外広告といえば、ビル屋上などの広告媒体は次々と姿を消しているような状況です。
景気低迷や媒体価値の低下、周辺環境の変化などの悪条件が絡み合っています。
つまり従来の広告の在り方が時流に合わなくなってしまったということでしょうか。
その代わり、時流に乗って台頭してきたものが"デジタルサイネージ"であります。
このシステムは、可変性のある広告を広範囲に瞬時に表示できる特徴があることから、人の注目を多く集めるポイントに効率よく広告を出せるメリットがあります。
また、デジタル技術という点では、まだまだ進化の余地を含んでいます。
写真は、最近丸ノ内線の東京駅ホームに設置された媒体です。
従来の内照式ポスターの隣に同じ台数分が設置されています。
天井には専用のスピーカーもあり、広告の前に立ったときのみ音声が聞こえてきます。
駅の連絡通路では見たことがありましたが、とうとうここまで広がってきたかという実感です。
山手線車内には古くから小型のものが導入されていますから、これで駅内をほぼカバーしてしまったようです。
ponko
大型の新規店舗や郊外のSCでは屋外サインの光源にLEDを採用することが定番になってきました。
さきごろオープンした埼玉・東部のSC 「らら・ぽーと新三郷」でもこの現象は顕著で、近接する交番(KOBAN)も時流に合わせた表示サインになっています。
この先、屋外サインはその規模も形態も、その進化においてデザイン面の斬新さと合わせて
興味深いものがあります。
あきらん
東京タワーの真向いに最近建ったビルは、表面が緑で覆われていて、道行く人の注目を集めていました。
「HASEGAWA GREEN BUILDING」と称されるこのビルの1階は花屋、オープン直前ということで、店内にはお祝い用か商品かわからない胡蝶蘭が沢山飾られていました。
ところで素朴な疑問なのですが、花屋が新規開店したときのお祝いには何を贈呈するのがベストなのでしょうか?売り物と同じ胡蝶蘭というのも変ですね。
話はビルに戻りまして、調べてみますと実は"日本グリーンビルディング協会"というものが存在することを初めて知りました。
このHPによりますと、グリーンビルディングというものは単に緑で覆われているだけではなく、幅広い観点からエコ効果が採用されているビルのことを定義しているようです。
それにしても、このようなビルの維持管理は大変なんだろうな~と想像しつつ、四季による葉の色の移り変わりを楽しんでみたい気もしました。
ponko
- DATE : 2009.09.24
- CATEGORY : 社長のコラム
9月5日に紹介した取っ手のデザイン第2弾です。
今回もお店の商品やコンセプトを形にした取っ手です。
1枚目はハードロックカフェのドアの取っ手で、当り前のようにエレキギターの形状をしています。
2枚目は前にも紹介しましたが、伊東屋の商品である文具をそのまま形にした取っ手です。
そして3枚目はちょっと謎めいた形状。こちらは京橋にあるメルシャンサロンの取っ手ですが、なんだか毛根のような形で、ヘアーサロンっぽい感じです。
次回第3弾も続けます。
ponko
ダイエー系のアパレルショップのファザードサイン。
最近というわけでもないが、目に付いていたインパクトのあるサインとして紹介します。
電飾手段としてLEDとネオン管を融合させたかなり凝ったものといえるでしょう、
ネオン管のもつカラフルさとビジュアルストレートなLEDのマッチングがよく決まっていると思います。
あきらん