ミュンヘン中心に位置するオペラ劇場の近くのレジデンツ(宮殿)は改装工事中でした。
その建物を覆う仮囲いは巨大な「だまし絵」で、まるでトリックアートミュージアム。
写真に納まりきれないほどで、端から端まですべてが印刷されたシートで占められています。
中央にはスポンサー企業の広告がデカデカと表示されていますが、もしこれが無ければ騙される人も多いのでは?
フランクフルトの仮囲いよりも巨大です。
ドイツなどヨーロッパでは文化財や観光資源を守るために、このような仮囲いが一般的なようです。
そういえば、日本でも寺などの修復期間中、このような仮囲いを見たような気がします。
比較用にグーグルマップより修復前の写真を入手しました。
ponko
ドイツのサインでよく見かけられた鳩除け対策は、鳩がとまりそうな場所にサボテンのような針を立てる方法でした。
我々が仕事で納める看板にも、鳩やカラスの被害を避ける方法を時々とります。そのたびに何かデザイン的にスッキリとした方法はないものかと考えますが、結局はこのように針を立てるか、細い棒を何本か立てて電線のように細いワイヤーを横に張るかのどちらかになります。
海外で何かヒントになるものはと期待しましたが、ドイツ式は見た目は度外視、長い針を立ててどんな小動物をも寄せ付けない感じです。
ponko
JR武蔵野線の線路に向かって掲出されているテナントサイン郡。
ほとんどがLED光源と思われるが中にはネオンサインを採用し
たものもあります。
このサインの右となりに巨大なソーラーパネルが垂直に設置され
ていますが、売りであるエコシステムの圧倒的なPRポイントを確
保しているようにも見受けられます。
だだ、デザイン的に見ると入居テナントの店名ロゴを羅列しただ
けなので、もう少し工夫されても良いのでないかと思ったりします。
あきらん
- DATE : 2008.11.06
- CATEGORY : 社長のコラム
ドイツの郵便ポストの色は黄色でホルンのマークがシンボルです。
その昔、城壁や門の多い中世ヨーロッパでは、配達の合図としてこのホルンを鳴らしたそうです。
日本のポストの赤色はイギリスから来たようですが、そのイギリスでは既に黄色が専売特許で使用できなく赤になったのだとか。
ドイツのなかでも地域によっては変わったデザインのポストもあります。
下の2枚の写真はローテンブルクとヴュルツブルクのポストで、どちらもリアルなホルンの造形が見られます。また正面ではなく両脇に投入口があるのも面白いです。
ミュンヘンで見かけた配達員は、皆さん大きな籠付き自転車で集配していました。
ponko
10月2日グランドオープンした越谷市のイオンレイクタウンをウオッチングに。
このショッピングタウンは環境に配慮したエコロジーののアイディアを多く取り
入れた国内でも最もスケールの大きいショッピングセンターという売りです。
最大の売りは年間40万キロワットの発電能力持つソーラーパネルを設備
しているとのことで要所要所にその片鱗がうかがわれます。
上の写真は「カゼ」と称した建物の入口上部のサインで屋根部分の四角い
小さな点々はソーラーパネルです、サインの光源はLEDと思われます。
このほか、電気自動車の充電スタンドやCO2の排出が少ないガス発電
システム、マイナスイオン発生設備など企業体としての努力がうかがわ
れます。
あきらん